Traveling Around India

インド旅行まとめ

インド最果ての秘境!天空の湖ツォ・モリリと白い湖ツォ・カル

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こんにちは!

インド最北端のラダック連邦直轄領では、映画「きっと、うまくいく(3 idiots)」のラストシーンのロケ地となった青い湖パンゴン・ツォが有名ですが、それ以外にも秘境感の強い湖があります。

今回は、レーから1泊2日でまわれるツォ・モリリとツォ・カルを紹介します。

 

 

ツォ・モリリ

ツォ・モリリ(Tso Moriri)は、レーから南東約210kmに位置する湖で、中国との国境から数十kmほどのところにあります。ツォ(Tso)は、チベット語で湖という意味です。

夏季にはきれいな青い湖面を見ることができますが、標高約4,500mの高地にあるため、極寒となる1月から3月には湖面が凍結します。

また、貴重な生態系が残っていることから、2002年にラムサール条約の条約湿地に登録されています。

 

 

ツォ・カル

ツォ・カル(Tso Kar)は、レーから南東約150kmに位置する標高約4,500mの湖で、ツォ・モリリの北西約50kmほどのところにあります。湖の水は塩分を含み、湖畔には塩の塊が堆積していることから「白い湖」とも言われています。

 

 

実際に行ってみた

今回利用したルートは、レー(Leh)→マヘ(Mahe)→コルゾク(Korzok)→トゥクジェ(Thukje)→タグラン・ラ(Taglang La)→レー(Leh)です。

それぞれの位置関係については、以下の地図をご参照ください。

 

 

レーからインダス川に沿って南東に進み、ゴンパ(僧院)が点在するエリアを抜けると、荒々しい岩山が迫って来るような景色が続きます。

 

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途中のチュマタン(Chumathang)では、入浴はできませんが温泉が湧いていました。

 

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マヘ(Mahe)のチェックポストを右折してしばらくすると、ちょっとした休憩所があります。

 

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ここではヤクが放牧されていました。

 

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さらに進むとツォ・モリリのキャンプ場の看板があります。

 

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ここから道なりに行くと、青く澄んだツォ・モリリが見えてきます。

 

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ツォ・モリリの沿岸には、コルゾクという小さな村があり、ここには、食堂、宿泊施設、コルゾク・ゴンパなどがあります。

 

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コルゾク・ゴンパ

コルゾク・ゴンパ(Korzok Gompa)は、チベット仏教四大宗派の1つカギュ派の分派ドゥク派に属するゴンパで、約300年前に建てられたとされています。現存する建物はコルゾク村の背後にある小高い丘の斜面上にあり、19世紀に再建されたと言われています。

ちなみに、コルゾクという名前には、「不公平な手段による取得」という意味があるそうです。かつて、近隣に住んでいた遊牧民が、提供した役務に対し不当に少ない金額の支払いしか受けられず、僧院に搾取されたという言い伝えがその由来だとされています。

コルゾク・ゴンパでは、毎年7、8月頃にコルゾク・グストル祭(仮面舞踏の祭儀)が催されます。

 

 

この日はたまたま高僧がコルゾク・ゴンパを訪れるということで、近隣の村々から多くの人々が集まっていました。

 

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ゴンパ内の様子はこんな感じです。

たくさんの信者たちが高僧の到着を待っています。

 

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本堂はとても厳かな雰囲気です。

 

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民族衣装を着た女性たちも熱心に祈りを捧げていました。

 

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見学後、ゴンパの入口付近で待機していると、説法を終えた高僧が出てきました。

 

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カギュ派の高僧ギャルワン・ドゥルクパ(Gyalwang Drukpa)師に似ているような気がしましたが、気のせいかもしれません。

 

この後、コルゾク・ゴンパの近くにあるビューポイントから、ツォ・モリリとコルゾクの村を眺め、コルゾクの村にある宿へ移動しました。

 

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翌朝、ツォ・モリリを早朝に出発し、未舗装の道を進んでいると、道中で遊牧民の人たちに遭遇しました。

 

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ちょうど山羊からミルクをとっているところでした。

 

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遊牧民の滞在場所を離れてからしばらくすると、ツォ・カルが見えてきます。

 

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湖畔の塩が辺りを白く染めていますが、それがかえって幻想的な雰囲気を醸し出していました。

眺めていると、遠いところへ来たという実感が湧いてきます。

 

ツォ・カルの少し北には、小高い丘の上に立つトゥクジェ・ゴンパ(Thukje Gompa)という、小さなゴンパがあります。

 

 

地元の人がゴンパを管理しているので、鍵を持っているおばあちゃんを連れて、一緒にゴンパへ向かいます。

 

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ここからは、ツォ・カルを一望することができます。

 

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トゥクジェの集落で昼食をとった後は、タグラン・ラ(峠)経由でレーを目指します。

 

タグラン・ラ

タグラン・ラ(Taglang La)は標高5,328m、レー・マナリ・ハイウェイの最高地点で、レーから南東約110km、トゥクジェの集落から北西約40kmに位置しています。

峠の標識は、標高17,582ft(5,358m)、自動車で通行できる世界第2位の高さの道路となっていますが、これは正確ではないとされています。

 

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峠からの景色はこんな感じです。空が近く、山々が遠くまで続いています。

 

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ここからはスリリングな峠道を下って行きます。

 

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谷まで下ると、周りの岩肌の色が変わり、SF映画に出てきそうな異世界感のある景色が姿を現します。

 

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この後、ダイナミックな景色を見ながら、ゴンパが点在するエリアを経て、夕方にはレーに到着しました。

 

注意事項

タグラン・ラの峠道は、冬季には通行が困難になるので、年間を通じてアクセスできるという訳ではありません。

また、ツォ・モリリやツォ・カルは、中国との国境に近いセンシティブなエリアにあるため、外国人が訪問するには、入域許可証(ILP)が必要になります。ILP取得はレーの旅行会社で対応してもらえますので、訪問前に必ず入手しておきましょう。

加えて、ツォ・モリリやツォ・カルは標高が高いため、高山病になるリスクがあります。予防に努めるとともに、症状が出た場合は無理をしないでください。

 

ツォ・モリリとツォ・カルへの行き方

ツォ・モリリとツォ・カルへは、レーからツアーまたは車をチャーターして行くのが一般的です。

所要時間は、道中での寄り道の時間や路面状況などにもよりますが、レーからツォ・モリリまでがだいたい6~8時間、ツォ・カルまでが4~6時間くらいだと思います。

車のチャーターについては、行き先と車両ごとに料金表が定められています。

 

レーから訪れる場合、コルゾクなどに宿泊し、1泊2日または2泊3日でまわる人が多いです。

僕は今回、レーにあるHidden Himalayaという旅行会社に、ツォ・モリリとツォ・カルの両方をまわるツアーを手配してもらいました。

 

ちなみに、レーについては、こちらにまとめています。

www.travelingaroundindia.com

 

それでは良い旅を!

 

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 ※インドでは、2020年5月17日までの間、全土でロックダウンが行われています。また、国内線・国際線ともに運航停止となっていることに加え、全てのビザ(就労やプロジェクト等を除く)の発給が停止されていますので、旅行を検討する際は、外務省の海外安全ホームページなどで最新の情報をご確認ください。

www.anzen.mofa.go.jp

 

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